msmとは？日本でも認可された有機硫黄・msmの用途や安全性について
msmとは、自然界に広く存在する有機硫黄化合物です。
日本で認可されているものでもありますが、硫黄というと温泉のきついニオイのイメージがあり、安全性について不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、msmの用途や安全性について解説します。
有機硫黄は、温泉の硫黄とは異なるものです。正しい知識を得て、健康のためにぜひお役立てください。
日本で認可された経緯
msmとは、Methylsulfonylmethane（メチルサルフォニルメタン）の略です。聞き覚えのない言葉であまり馴染みがないようですが、実はとても身近に存在しています。msmとは、もともと動植物の中に存在するものなのです。特に、髪や爪、皮膚、関節軟骨などに多く含まれています。
日本では、2001年に「医薬品的効能効果を標榜しない限り、食品と認められる成分リスト」に収載され、食品の素材であると認められたことで、健康食品に利用することができるようになりました。なお、日本に先んじてアメリカでは、すでに1990年代からmsmが人々の健康のために活用されています。
msmに含まれる硫黄
msmとは、実は私たちの身近にもともと存在しています。具体的に挙げると、肉や魚、乳製品、野菜、お茶などの動植物に微量ながらも含まれています。また、人間の体内にも含まれており、美容や健康を保つために利用されているのです。
温泉の硫黄は無機硫黄であり、msmとは別のものです。もともと体内にある有機硫黄は、体内への吸収効率がよいのです。日頃から口にする動植物に含まれているとはいえ、その量は微量なので、効率的に摂取して健康に役立てたいと考えるのであれば、健康食品を活用するのが良いでしょう。
日本の硫黄生産と用途の歴史
活火山の多い日本では、古くから露天硫黄の採掘が盛んに行われていました。鉄砲の火薬に使われていたことから需要が一気に高まり、多くの硫黄鉱山が開発されていたのです。
1950年代後半、石油に含まれる硫黄を脱硫する手法が見出され、硫黄の生産方法が大きく変わります。やがてこの生産方法が主流となり、鉱山は閉山しました。
硫黄の用途は幅広く、古くは火薬の原材料とされてきました。マッチや花火などにも用いられます。また、医薬品、合成繊維、農薬の原材料でもあるのです。
硫黄を燃やすことで得られる二酸化硫黄は、干し柿などのドライフルーツの生産や、ワインの酸化防止剤としても用いられています。
このように硫黄の用途は幅広く、私たちは日頃からおおいに活用し、その恩恵にあずかっているのです。
有機物は主に炭素を含む？無機物との違いは？
msmとは有機硫黄です。有機物と対となる言葉は無機物ですが、その意味の違いは何でしょうか。
有機物とは、一部例外はありますが、炭素（C）が含まれた化合物のことです。有機物は、燃やすと二酸化炭素を発生させます。一方、無機物は、有機物以外のすべての物質を指し、燃やしても二酸化炭素は発生しません。
私たち人間も含め、生き物の体の中でつくられる物質は有機物です。これは、植物が光合成によりつくられた物質がもととなっています。植物は、二酸化炭素を使って光合成を行い、その植物でつくられた有機物を動物が食することで体内に摂取しているのです。
つまり、生物（有機物）は、大気中にある二酸化炭素の中の炭素を含んでいるということになります。
有機硫黄のmsmは、私たちの健康に役立つ働きが期待できるものです。「Renewme! パウダー」は、msmとともに豊富な栄養素を手軽に摂取することができます。健康が気になる方はぜひ「Renewme! パウダー」の活用を検討してみてください。
有機硫黄を取り入れよう！
msmとは、私たち人間の体内にも含まれている有機硫黄です。有機硫黄は決して危険な物質ではなく、動植物に微量ながら含まれています。古くから様々な用途に活用されてきた硫黄は、医薬品や食品の分野でも私たちに恩恵をもたらしてきました。msmの健康食品を摂り入れると、美容や健康の維持が期待できますので、ぜひ活用を検討してみてください。
